あたまかなた

いよいよ記憶に来てる

春のさばいぶ

入院日記 2021 4/14

 


1日目

 


娘が喘息を育て入院することになった。保護者は強制的に付き添い入院。

 


入院中は感染症対策の一環として病室からの移動は原則禁止。

 


明日は給料日だ。

 

 

 

2日目

 


息子が喘息を育てたらしく入院が決まったらしい。

 


個室から大部屋。

 


これにより、自由移動可能な世界から自由なトイレが消滅した。

 


排便の際は必ず看護師をコールしなければいけないルールの追加。

 


その瞬間あらゆる角度からの便意が来た。

 

 

 

3日目

 


ルールを破るとどれほど怒られるのかを探る為に普通に病室の外に出てみた。

 


ルールよりも誰に見つかるかが大事なのかが分かった。

 


どうも、ぬる恵がここのボスらしい。

 


ぬる恵とは入院初日の晩に、カップヌードルのお湯を任せたババアで、ぬる湯をラインよりもはるか上まで入れてきたババアのことである。腕毛もすごいのである。

 

 

 

4日目

 

 

 

感染症対策の一環で禁止されていた、

入浴の許可が下りた。

 


入浴中はぬる恵が子供達の面倒をみてくれるらしい。

 


浴室に入ると車椅子でそのまま入れそうな程の浴槽が目についた。

 


与えられた時間は20分。

シャワーだけという約束だった。

 


俺は真っ先に湯を張った。

 


それから広く浅い湯船の中でオナニーをした。

 


ドアの向こうではぬる恵が待っている。

 


人を待たせて握るペニスに力は無かった。

 


おちんちんの一環として排水溝の上でうんこもした。

 


ひどく疲れていた。

もう何も考えられなくなっていた。

 

 

 

節弁と解放感で生まれた我が子が、これでもかと全ての排水を阻んでいる。

 


少しづつ削れていくうんこが気持ちよさそう。

気付けばうんこを分解するだけのいい湯になってしまった。

 

 

 

ぬる恵 ご馳走さま。